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COLUMN
2020-01-29 | COLUMN, アトリエ日記

自然と融和する2つ星フレンチ〜レフェルヴェソンス

フードスタイリストの河合真由子です。
先日、新年会も兼ねて、ミシュラン2つ星レストラン、レフェルヴェソンスに伺ってきました。全くの予備知識なしでうかがったのですが、とってもおすすめしたいレストランの一つにリスト入りしましたので、その魅力についてご紹介したいとおもいます。

レフェルヴェソンスとは?


実は前々からそのお名前は伺っており、ずっと気になっていたお店。予約も取りづらいものとおもい、ずっと避けていたのですが、1ヶ月程前に予約を試みたら、意外とすんなり予約できたので伺ってみました。
レフェルベソンスという名前は、活気、泡、人を集わすなどの意味をもつフランス語から由来しています。
まるで都会の中のオアシス?とおもうような、喧騒から離れた静かでたおやかな空間の中で、ゆったりと気負うことなく食事をいただくことができるレストラン。
季節の食材や花、野草などをあつめて、和とフレンチの融合を思わせる現代的なフレンチ料理を提供しています。

 

一枚のお皿から感じる自然との融合


今回いただいたお料理から感じたのは、今、この時を感じさせる旬の食材のセレクト。例えば、甘鯛のロティには、春菊のソースと菊芋のクリスプが添えられていますが、作り手の思いだけがただただ先行するような押し付けがましさが一切ない食材の選び方に好感を覚えました。(たまに、そういうレストランが、やっぱりあります。)
全体としてふんわりとしたコンセプトがありながらも、食べておいしい、そして、ストンと腹落ちする。極端に作り込みすぎないところが、気負うことなく食事ができる理由かもしれません。

 

和の素材との掛け合わせで喉元とおる爽快感


もう1つ、こちらの料理の特徴として、和の素材を積極的につかわれている点が挙げられます。蜂蜜、柚子、山椒、緑茶など昔からよく知っている味。だからこそ、新しくてでもどこか馴染みのある、喉元を違和感なくスッととおるような感覚を覚えます。
また、伝統的なフランス料理のようにバターを大量につかっていないともおっしゃっていました。パンに添えられたのは、自家製のサワークリームと豆腐でつくられたオリジナルのスプレッド。軽くておいしい。個人的には、このスプレッド、再現したいなとおもっています。

 

【お店情報】
L’Effervescence (レフェルヴェソンス)

住所:東京都港区西麻布2-26-4

http://www.leffervescence.jp/

 

こちらのお店でスーシェフをされていた方が独立してオープンされたお店
LA  BONNA TABLE (ラ・ボンヌ・ターブル)

http://labonnetable.jp/

こちらのお店が料理監修されているブーランジェリー・カフェ

bricolage bread & Co.  (ブリコラージュ ブレッドアンドカンパニー)

https://bricolagebread.com/

上記2つも個人的におすすめしたいお店です。

 

2020-01-28 | COLUMN, アトリエ日記

お腹スッキリ!もち麦でふだんごはんをもっと健康的に

フードスタイリスト、フードコーディネーターの河合真由子です。

ここ数年の健康ブームにのっとって順調に売上を伸ばしている大麦。大麦をはじめとする雑穀=健康にいい、カラダにいいというイメージが若い世代を中心に広まっており、戦時中のお米の代替品という印象が刷新。その中でももちっとした食感のもち麦は、水溶性食物繊維に含まれるβーグルカンが腸内環境を整え、ダイエットや血糖値上昇を抑制などの効果が期待できるとのことで一気にその名が広まりました。

スーパーに行くと、大麦はお米の隣に陳列されており、どうしても「ごはんに混ぜて食べる」というイメージが強いですが、実はそれ以外の食べ方もたくさんあります。

いつものスープに入れればお腹も満足の一品に


一番簡単なアレンジ方法は、いつものスープにもち麦を加える方法。例えば、ミネストローネを作る際に、野菜と一緒にもち麦をそのまま一緒に煮込みます。
もち麦が入ることで具だくさんになり、腹持ちのいいスープの出来上がり。これ一品で満足できるので時間のない朝には特におすすめです。

水っぽくなりがちな炒めものや煮込み料理に

炒めものや、煮込み料理を作っている途中で、水分が多くでてしまい困ることありませんか?いつもなら、片栗粉やコーンスターチなどでとろみをつけて調整するところですが、ここで、別茹でしたもち麦をいれれば、わざわざとろみをつけて固める必要もなくなります。もち麦が、お鍋の中の余分な水分とともに旨味もしっかり吸ってくれるので、美味しさはそのままに、見た目も綺麗に料理を仕上げることができます。もちもちの食感も加わるため、味のアクセントにもなるのでおすすめです。

 

スムージーに混ぜれば美腸スムージーに

最後に、使い残したもち麦は、いつものスムージーに加えてもおいしくいただけます。
いつものレシピにゆでたもち麦をいれて一緒に撹拌するだけ。それだけで食物繊維たっぷりの美腸スムージーができあがります。

もち麦は、まとめて茹でて水洗いし、1回分づつをラップで包んで冷凍保存するのがおすすめです。

2020-01-23 | COLUMN, アトリエ日記

回遊性を重視したマルシェ型店舗〜kitchen & market

フードスタイリスト、フードコーディネーターの河合真由子です。
先週、出張で京都を訪れる機会がありました。せっかくなのでいくつか関西で気になるお店を巡りました。今日はその中でも、ずっといきたかった大阪にあるルクア大阪のkitchen & marketについてご紹介したいなとおもいます。

ルクア大阪とは?

ルクアは、2011年にJR大阪駅前に開業した商業施設。名称のLUCUA(ルクア)とは、Lifestyle(ライフスタイル)+Urban(都会の)+Current(流行の)+Axis(軸)の頭文字をとっており、「高感度で洗練されたライフスタイルを実現していただくためのステージを提供したい」という思いが込められているとのこと。

ターゲット層をファッションやトレンドに敏感な働く女性をメインとし、「日常生活における手の届く贅沢」「高感度で洗練されたライフスタイル」を提案。ここにしかない価値を提供することをコンセプトとしています。

大阪駅前といえば、ラグジュアリーブランドと最先端のトレンドを取り揃えた阪急うめだ本店というイメージが強いですが、もっとカジュアルにファッションを中心に、食・住も含めた目新しいライフスタイルを提案する商業施設が新たに誕生したということになります。(すでに10年経っていますが)

「買う」と「食べる」が混在した売り場づくり

(引用元https://www.hankyu-oasis.com/kitchenmarket/)

そのルクア大阪地下1Fに位置するkithcen & marketは、いわゆる商業施設の地下にある総合食品売場。但し、普通の食品売場とは違い、マルシェのようなつくりになっています。
フロアは大きく分けて6つのブースにわかれていますが、まず注目したいのは、「買う」と「食べる」が混在しているところ。
例えば、デリステーションでお気に入りのスープとデリを買ったら、すぐ近くのミート&イートスクエアで食べていくことができます。食後には、スイーツアットホームで新作のスイーツを購入してそのままオフィスに戻るといったランチタイムの使い方ができます。
また、メルカエリアでは、本格的なピザや生パスタを提供しているため、お買い物のついでにしっかりとした食事をとることもできます。
買うと食べるを混在させることで、食に触れたり、楽しむ時間が増え、結果的に客単価のUPにもつながると考えます。

発見とワクワクをリアルに楽しむkichen & market

また、NYのマルシェを彷彿させるような店舗レイアウトも特徴的です。
あえてジグザグにレイアウトされた通路と、マルシェのような高さのある陳列は、一見お買い物には不向きのようにも見えますが、逆にその「迷路のような道筋」がワクワク感を刺激し、売り場の奥へと自然に足を運びたくなる導線になっています。

各エリアのところどころには、試食を楽しめるコーナーや、デリコーナーではル・クルーゼの鍋を売り場に配置し、鍋から直接スープを取り分けるなど、ライブ感のある演出でお買い物をより楽しくする仕掛けがあり参考にしたい要素がいっぱい。

通常のスーパーのような「目的買い」が主のお客様よりも、たまたまここにきて新しい食を発見したい、ここでしか手に入らない付加価値の高い食を手に入れたい人をターゲットにした店舗づくりともいえます。

ネットスーパーが普及している昨今では、リアルな店舗でのお買い物自体に「目的買い」以外の付加価値をつけることで店舗へと足を運びたくなるきっかけとなるのではないかと考えます。

2020-01-21 | COLUMN, アトリエ日記

共感からはじまるレシピ開発

Reciep of Lifeフードスタイリストの河合真由子です。

私共ではこれまでに食品企業さま、また食品関連企業さま向けの販促レシピ開発をおこなってまいりました。
数だけを申し上げれば、昨年1年間で300レシピの納品実績がございます。

守秘義務があり、HP上では公開できていないものがほとんどではありますが、今日はRecipe of Lifeでおこなう販促用のレシピ開発の特徴についてご紹介したいとおもいます。

 

商品の強みを生活者目線で引き出す

レシピ開発業務は、クライアントさまから支給された商品をまずはじっくり使用させていただくところからはじまります。じっくり使用するというのは、端的に味見をしたり、料理につかうことだけでなく、その商品が、日常のどのシーンにカチッととはまるのかを検証します。

朝、昼、晩、いろいろなシーンでつかってみて、その商品の良さを様々な角度から掘り下げます。
そして、ある程度テーマが決まっている場合は別ですがお題があまり決まっていないケースの場合は、その商品がどんな人のどんな生活シーンにカチッとはまりそうかを商品の特徴からイメージしてレシピ提案します。

その後、実際にその生活シーンにあったレシピ開発をおこないますがどんな人のどんな生活シーンにという前提がクリアなため、レシピ自体の方向性にブレがなくなります。

味がおいしいのは当たり前ですが、その先にある、企業の想いや商品の特徴をとらえて、なおかつ生活者目線で、心からおすすめできるもの、そして、作ってみたい!という動機づけになる小さなワクワクをレシピの中に仕掛けるのが私共のレシピ開発となります。

 

 

 

 

 

2020-01-17 | COLUMN, アトリエ日記

顧客体験と顧客目線にフォーカスした店作りとは〜koé donuts kyoto 

 

京都の中心部、四条河原町新京極通りに、昨年3月koé donuts kyoto というドーナツショップがオープンしました。
「オーガニック」「天然由来」「地産地消」をコンセプトした「エシカル」な体験型のドーナッツショップです。

このお店は伝統的な竹籠が飾られた特徴的な内装もあいまって、連日大行列をなす人気のショップですが、人気の理由はそれだけではないと考えます。

1つ目は、オープンにしたキッチンにあります。ドーナッツはできる限り店内での手作りを大切にしているため、生地の発酵や、形成、焼成、デコレーションといったすべての工程を目でみることができるつくりになっています。
ただし、キッチンをただオープンにするのではなく、製造工程ごとに、「topping area」などとネーミングされ、キッチンカウンター沿いに席が用意されているため、ドーナッツが目の前で仕上がる様子を目でみて楽しむことができます。
これは、顧客を楽しませるという意味と、もう一つ大切な要素が隠されているとおもいます。

それは、このお店のロケーションにあります。新京極通りといえば、錦市場も目と鼻の先の、今や国外からの観光客が押し寄せる京都、四条河原町の中でも特ににぎやかなエリア。言葉が通じなくても、このお店は何を売っているお店で、そして、安心安全な食べ物をつくっていることを視覚的に訴える意味合いが含まれていると推測できます。

 

もう1つ、顧客目線にたった様々な仕掛け。店内は、wifiこそありませんでしたが、各席ごとに電源やUSBコネクタが均等に配置され、観光客に優しい配慮。そして、写真撮影用の撮影プロップスも準備されていました。

肝心のドーナツの見た目の可愛さだけでなく、お客様の体験とお客様目線にたって考えられたお店づくりこそがこのお店の人気の秘訣かとおもいます。

 

【店舗情報】

koé donuts kyoto コエ・ドーナツ京都

557 Nakano-cho, Shinkyogoku-dori Shijo-agaru, Nakagyoku, Kyoto 604-8042

〒六〇四ー八〇四二 京都府京都市中京区新京極通四条上ル中之町五五七番地

opening hours: 8am-20pm

※早朝は比較的空いていました。

2019-12-31 | COLUMN, アトリエ日記

広告の撮影とフードスタイリストとしての役目とは?

2019年ものこりあと数時間となりました。
今年は改元があり、新しい時代の節目となるような出来事を経験された方も多いのではないでしょうか?
すでに本年の業務は終了しておりますが、年末にバタバタといただいた制作物をみながら勝手に今年の広告撮影について振り返ってみたいなとおもいます。

 

おいしさの理由と、どう食べる?

今年の前半は生活クラブさまのカタログの企画〜レシピ開発、撮影ディレクションを担当しておりました。
会員のかたはお気づきになられているとおもいますが、今年の3月〜カタログもWEBも大幅にかわりました。単なるおしゃれになったではなく、おいしさの理由とそこからどう食べる?を提案する内容に刷新。

実店舗での販売よりもカタログやWEBでの通販がメインの場合、その中でおいしさの理由や、おすすめする理由を
わかりやすく伝える必要があります。
興味をもってまずはお試しに買ってみようという行動につながるかが重要。
そのためには、おいしさの理由を丁寧に伝える必要があります。端的にはなんでいいの?につながる答えがわかりやすく書いてること。そして、そこから、その商品があることで、どんな食生活が待っているのか、その先をイメージさせるようなレシピやビジュアルが必要になります。

加えて、個人的にはそこに食べるたのしみにつながる何かがあることが重要と考えます。
それは意外な発想のレシピなのか、人にちょっと自慢したくなるような豆知識なのか、はたまた家族をあっと喜ばせるようなかわいい盛付けなのか・・・人の心をうごかすのは、ちょっとしたアイデアや仕掛けなのだとおもいます。

企業と生活者の橋渡しをするフードスタイリストのしごと


もう一つニチレイフーズから発行されているウェルネス生活というヘルシー食品・健康管理食品のカタログの企画ページの企画とフードスタイリングを担当させていただきました。
企画ページは新たに設けられるページということで、ウェルネス生活というのは具体的にどういう生活を指すのか?というところからの掘り下げから企画ページの方向性を模索し、ご提案させていただきました。

近年、シニアごはんというタイトルで高齢者向けのレシピ本が多く刊行されていることからもわかるように、高齢者向けの食品市場は堅実に成長を遂げており、2023年には1350億円規模になるとも予想されております。そんな中で、フードスタイリストとしてできるのは、「企業と生活者の橋渡しをすること」ではないかとおもいます。

つまり、商品の良さや強みを生活者目線で発掘し、それをレシピやビジュアルでお届けすること。
このカタログでも、食べることに制約があっても、食べるたのしみや選択肢があること、また単なるカタログではなく読み物としてとっておきたくなるような内容になるようお手伝いをさせていただきました。

2019年にお手伝いした広告の撮影は他にもたくさんありますが、どれも企業側の想いを丁寧にヒアリングさせていただき、それをキーワードに変換し、具体的なレシピなどの食べ方の提案や、ビジュアルイメージとしてお伝えしてまいりました。
誰よりも私自身がその企業や商品のファンになり、それを誰にどう伝えるか?を生活者目線で模索しながら、2020年も引き続き広告の撮影をおこなっていきたいとおもいます。

 

 

 

2019-12-16 | COLUMN, アトリエ日記

撮影納めと2019年の振り返り

先日、ちょっとはやめの今年の撮影納めでした。
2019年ラストの撮影は、来年開業予定の宿泊施設のHP用撮影。こだわりの食材を存分にPRするためのイメージカットを撮影しました。
2019年のRecipe of Lifeは、2018年につづき広告のフードスタイリングレシピ開発をメインに活動してまいりました。
撮影業務においては、食品通販カタログの制作請負、食品メーカーや食品関連企業の月間・通年カタログ、また食品メーカーや調理道具メーカーなどの企業のSNS用ビジュアル撮影も定期的にご契約いただきご支援してまいりました。

特に今年はカタログの撮影とともに、SNS用のビジュアル作成がご相談ベースでいうとかなり多かった印象です。

 

レシピ開発では、販促用のレシピ開発が9割。残りの1割は飲食店様向け。販促用では、家庭向けと同時に業務用も半分ぐらいの割合でご依頼をいただきました。
特に業務用レシピにおいては、飲食店、CVS、惣菜店、学校給食など各種販促先の製造工程なども考慮した上でのレシピ提案をおこないました。

レシピ開発では、レシピ開発〜調理スタイリング、撮影まで一貫してオーダーいただくケースが多く、必要に応じて外部カメラマンやフードコーディネーターをアサインし、自社内ですべて完結できる体制が整っております。案件を重ねるごとにチームでの団結力も高まり、クライアントのニーズに沿った、より質の高いアウトプットができてきたかとおもいます。

変わったところといえば、人気Youtuberのバイリンガールちかさんとハリウッドスターのウィル・スミスさんが共演する動画のフードスタイリングは私共にとっても、とても印象的なお仕事。

直前に訪れたNYで目にした、日本の和食器や和の文化にインスピレーションをうけたテーブルコーディネートから、外国の方からみたわかりやすいモダン×和のコーディネートを意識してコーディネートさせていただきましたが、動画を見てくださった方からの反響も多く、また、実際にウィル・スミスさんもとっても喜んでくださったようで、普段OA中では実際に食事を召し上がらないそうですが、このときは、たくさん召し上がってくださいました。

忘れていましたが、今年は夏に研修旅行として、NYにも滞在しました。NYでみたもの、食べたもの、交流した人々、感じた空気感は、これまで訪れたどの街ともまた違っていて、大きな刺激をうけました。NYは定点観測地として、定期的に訪れたい街の一つです。

と同時に、海外の人からみた日本、海外(特にアジア圏の国)からみたおいしいをもっと理解し、ビジュアルでつたえていきたいなとおもっています。


そして、2012年からお手伝いさせていただいているめざましTV。もはや、ライフワークの1つとなりつつありますが、今年で7年目をむかえ、毎回個人的にもたのしみながらお手伝いさせていただいています。
何よりも冬の時期は、オンエア後にみるこの景色が絶景で、そして、毎回演者さんやスタッフさんたちに「おいしい」といっていただけるのが最高のごちそう。
「おいしい」ものでつながる世界。わたし自身がこの仕事を始めたときの原点をいつも思い返させてくれる、現場です。

さて、2020年のRecipe of Lifeは、大きく3つのテーマで動く予定です。

1つは共創。これは、これまでクリエイティブワークに携わってきた経験から、クライアントさまや関係する協力会社さまなどみんなで一つのゴールに向かって共創することの大切さを如実に感じています。そのためには、まずは食やスタイリングのプロフェッショナルとしてより客観性をもった提案ができるよう、ナレッジを蓄積することも必要です。今年から本格的に学び始めた感性マーケティングの分野において、来年は実務レベルでお役に立てるようにさらに学びを深めたいと考えています。

2つ目は、仲間をつくる。単なる人脈やネットワークを築くというよりは、同じ目的や社会的ビジョンをもった人たちとゆるく繋がれる、コミュニティを築きたいとおもいます。そのために、物理的につながる場所をつくるために外部にオフィスを設置する予定です。

3つ目は、チームワーク。これは自社内はもちろんですが、ご協力いただく外部委託の皆様や代理店さまなども含め、よりよいチームづくりをおこない、よりよい成果をうみだす集団でありたいとおもっており、そのための環境整備を行います。

 

先日、こんまりこと近藤麻理恵さんとご主人の川原卓巳さんの講演を拝聴する機会に恵まれました。
こんまりといえば、「人生がときめく片付けの魔法」ですが、この講演では、「ときめく仕事術」がメインテーマでした。

ときめく=心がうごくことと解釈するならば、仕事においても、共感であったり、感動であったり心をうごかすものがすべての原動力であるとおもいます。来年も、豊かで心地よい食の未来のために、みなさまとビジョンを共有し、たのしく共創していきたいなとおもいます。

2019-12-10 | COLUMN, アトリエ日記

フードスタイリングの裏側(おしゃれな背景の作り方)

フードスタイリスト、フードコンサルタントの河合真由子です。
先日、ですが新しいHP用のビジュアルの撮影をおこないました。今回は、日常のくらしのワンシーンを切り取ることをテーマに、くらしにまつわる様々な食のシーンを撮影しました。
大がかりな撮影の場合、気になってくるのが「背景」です。そこで今日は、撮影の際に普段やっている「背景」の作り方について何パターンかご紹介したいとおもいます。

背景はリアルである必要はない

テーブル全体のコーディネートや、人物などがはいってくる、いわゆるひきの撮影の場合、どうしても背景が目にはいってきます。その場合は、テーブルの上のコーディネートはもちろんですが、視覚的に見える部分すべてをどうみせるか?を考えてスタイリングをする必要があります。

例えば冒頭の写真は、壁際においたテーブルの上に、料理やカトラリーが並ぶシーンなのですが、この壁は実際には白なのですが、このシーンのイメージ=晩秋にあわせて、ビンテージの壁紙をはっています。
実際には白い壁ですが、写真の中で見える部分だけに壁紙をはっているので、引きでみると、仮止めしたテープが見え隠れしている・・・といった状態です。

リアルにイメージ通りの環境が整えばいいのですが、あくまで写真の中の世界のお話なので、そうでないときも、あの手この手で環境を作り上げることができるのです。

壁紙でおしゃれな背景をつくる

背景の作り方。いくつか方法がありますが、一番簡単にできるのが市販の壁紙をつかった方法です。最近セルフリノベがはやっていることもあり、ホームセンターにいくといろんな壁紙が売っています。しかもサイズもコンパクトなので、部分的にちょっと使いたいときなどは壁紙をつかうのが便利です。

壁への貼り方は、パーマセルテープがおすすめです。カメラマンさんがよくつかっているテープで、仮止めしたいときに跡がつかず簡単に剥がすことができます。また、壁紙専門店にいくと、壁紙専用のテープが販売されています。こちらは、賃貸住宅の壁でもピッタリはれて、剥がすときも下のクロスを傷つけることがない優秀なテープ。ただし、購入してきた壁紙にべったり張り付いてしまうため、何度も再利用したいときは、あらかじめマスキングテープなどで養生しておく必要があります。

私がいつもつかっているのが恵比寿にあるWALPAという壁紙専門店。バリエも豊富で、撮影のときによくつかわれる板目のような壁紙や、レンガ風の壁紙、そして冒頭のようなビンテージの壁紙もあります。何より、壁紙のプロなので、貼り方なども相談にのってくださいます。

壁紙は、壁にはるだけでなく、料理をおく天板代わりにもつかえるので1枚あるとなにかと便利です。

天板を背景につかう方法

もう1つ、ちょっと大がかりですが、天板を背景につかう方法もよくやる方法です。やり方はとっても簡単で、撮影場所を壁際や窓際などにセッティングして、天板を窓際や壁際に立て掛けるだけです。

下記の写真は、先日撮影していただいたプロフィール写真ですが、これも、青い板を壁際に立てかけているだけです。人物が座っているので、高さもあまりいらなかったので、このときは天板で事足りました。

背景の作り方は、他にもカーテンなどの布や、いわゆる背景紙とよばれる紙でつくることもあります。

カーテンや布は、かける場所があればいいのですが、ない場合、つっぱり棒などをつかって作り込む必要があるので割と面倒。そしていわゆる撮影用の背景紙は、くらしのシーンを撮影するには、ちょっと商業的すぎて、イメージにあわないので私はあまりつかうことがありません。

そのかわり、紙の専門店でイメージにあうものを購入してくることはあります。竹尾ペーパーは、色や質感のバリエも多く、ニュアンスがつくのでおすすめです。

【参考】
WALPA
https://walpa.jp/

竹尾ペーパー
http://www.takeo.co.jp/

天板がリースできるお店
UTUWA
http://www.awabees.com/user_data/utuwa.php

【撮影】(※プロフィール)
よねくらりょう

2019-11-16 | COLUMN, アトリエ日記

レシピ開発における試食会の役割

フードスタイリスト、フードコンサルタントの河合真由子です。
私共では年間300レシピ以上の販促用レシピ開発に携わっております。レシピ開発業務において、試食会を開催することもありますが、今日はこの試食会の役割についてご紹介したいとおもいます。

レシピ開発業務の流れについて


私共のレシピ開発の流れは以下のとおりとなっています。

1)ヒアリングシートご提出

2)レシピ案ご提案

3)試作レシピ選定

4)試作

5)納品

「ビジネス」としてレシピ開発を行う以上、納品の時点で、「こんなはずじゃなかった」というトラブルを防ぐためクライアントさまに事前にヒアリングシートの記入をお願いしております。また、レシピ案のご提案時に、1メニューあたり2提案以上のご提案の中からクライアントさまにご選択いただくことにより、よりニーズに即した、確度の高いレシピ開発をすることができます。

試食会のもたらす役割について


レシピ開発のプロセスにおいて、必要であればクライアントさまを交えた試食会を開催することもございます。
試食会を開催する場合の、レシピ開発の流れは以下のとおりです。

1)ヒアリングシートご提出

2)レシピ案ご提案

3)試作レシピ選定

4)試作

5)仮配合レシピ提出

6)試食会

7)微調整

8)納品

 

試食会は、クライアントさまに選定いただいた試作レシピを実際に食べていただく機会です。
また、実際の商品や、商品をつかった試作品をもとに、レシピ開発者とともにディスカッションできる機会でもあります。
実際に食べていただくことで、「味自体がおいしい」という基準だけでなく、

・商品の風味が損なわれていないか
・商品の特徴がいかされた味の仕上がりになっているか
・レシピ開発者のつくる味の傾向(甘みや塩気のバランスなどがクライアントさまの目指す味の標準と乖離がないか)

などについてもリアルに把握することができます。

また、試食会では、レシピ開発者も同席するため、試作段階に新たにでてきた疑問や、作り方、配合のバリエーションなどについても、クライアントさまとディスカッションすることができます。
例えば、当初オリーブオイルでご提案していたレシピですが、実食してみたところ商品の風味が感じにくいため、別の油をつかったレシピの可能性をさぐる、そしてその場合の原価問題はどうクリアするか?など、あらたなアイデアやディスカッションがうまれるのもこの試食会ならではのエピソードといえます。

販促レシピ開発の場合、納期の関係もあり試食会を開催しない場合が多いですが、特に、業務用ユーザー向けの販促レシピについては、新規取引や、メニューへの新規商材導入のきっかけにもつながり大きな商談にもなることが予想されます。自信をもってユーザーさまに提案するためにも、試食会を経ることでより説得力のある提案メニューができあがるのではないかとおもいます。

 

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<販促レシピ開発(家庭用、業務用)、飲食店のメニュー開発のご依頼受付中です。>

商品の強みを消費者目線で発掘し、売るためのレシピ開発をします。
原価計算、栄養計算、料理写真撮影などのオプションも同時に承っております。

(都内でしたらお打ち合わせにお伺い致します。)

レシピ開発、フードスタイリング、フードコンサルティングに関するご相談、
ご依頼、お問い合わせはお気軽にこちらよりお問い合わせください。

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