2020.1.28
COLUMN / アトリエ日記
お腹スッキリ!もち麦でふだんごはんをもっと健康的に
フードスタイリスト、フードコーディネーターの河合真由子です。
ここ数年の健康ブームにのっとって順調に売上を伸ばしている大麦。大麦をはじめとする雑穀=健康にいい、カラダにいいというイメージが若い世代を中心に広まっており、戦時中のお米の代替品という印象が刷新。その中でももちっとした食感のもち麦は、水溶性食物繊維に含まれるβーグルカンが腸内環境を整え、ダイエットや血糖値上昇を抑制などの効果が期待できるとのことで一気にその名が広まりました。
スーパーに行くと、大麦はお米の隣に陳列されており、どうしても「ごはんに混ぜて食べる」というイメージが強いですが、実はそれ以外の食べ方もたくさんあります。
いつものスープに入れればお腹も満足の一品に
一番簡単なアレンジ方法は、いつものスープにもち麦を加える方法。例えば、ミネストローネを作る際に、野菜と一緒にもち麦をそのまま一緒に煮込みます。
もち麦が入ることで具だくさんになり、腹持ちのいいスープの出来上がり。これ一品で満足できるので時間のない朝には特におすすめです。
水っぽくなりがちな炒めものや煮込み料理に
炒めものや、煮込み料理を作っている途中で、水分が多くでてしまい困ることありませんか?いつもなら、片栗粉やコーンスターチなどでとろみをつけて調整するところですが、ここで、別茹でしたもち麦をいれれば、わざわざとろみをつけて固める必要もなくなります。もち麦が、お鍋の中の
余分な水分とともに
旨味もしっかり吸ってくれるので、美味しさはそのままに、見た目も綺麗に料理を仕上げることができます。もちもちの食感も加わるため、味のアクセントにもなるのでおすすめです。
スムージーに混ぜれば美腸スムージーに
最後に、使い残したもち麦は、いつものスムージーに加えてもおいしくいただけます。
いつものレシピにゆでたもち麦をいれて一緒に撹拌するだけ。それだけで食物繊維たっぷりの美腸スムージーができあがります。
もち麦は、まとめて茹でて水洗いし、1回分づつをラップで包んで冷凍保存するのがおすすめです。