Recipe of Life | フードスタイリスト、フードコーディネーター河合真由子 東京

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2021年のおうちハロウィンは手作り感覚を楽しむがキーワード

 

フードスタイリスト、フードコンサルタントの河合真由子です。
10月終盤にさしかかり、長かった暑さもようやく一段落し、朝晩はぐっと冷え込む今日このごろ。月末には秋冬の最初のイベントであるハロウィンがありますね。今年のハロウィンは皆さんどんなふうに過ごすのでしょうか?2021年のハロウィンのディスプレイやテーブルコーディネートのトレンドとともに、気になるショップの商品やおすすめのレシピサイトなどもあわせてご紹介したいとおもいます。

 

2021年もおうちハロウィンがトレンド

長かった緊急事態宣言も10月に入りようやく解除され、週末の人出も増える傾向にあります。ただ、渋谷区長がハロウィンは渋谷に来ないでと呼びかけをしているように、やはり大勢が一同に会したり、密になりやすい外でのイベントは昨年同様見合わせる又はオンライン開催の傾向にあり、おうちで少人数または家族で過ごすが今年もトレンドのようです。
そんな世相を反映するように、今年も量販店や食品メーカーなどいろいろなお店やブランドでおうちハロウィンを提案する商品やコンテンツが展開されています。その中でも特に私が気になったものをいくつかピックアップします。

 

 

Dean and delucaのハロウィンビジュアルにみる昨年との違い

 

個人的にいつも楽しみにしているDean and Delucaの季節ごとのビジュアル。店頭ディスプレイもそうですが、WEBやカタログで展開される季節ごとのメインビジュアルもその時々のわたしたちのくらしに寄り添った提案をされているので定点観測しています。

昨年のビジュアルは、全体的にナチュラルよりなビジュアルだったと記憶しています。
そもそも昨年は、世間全体がハロウィン自粛ムードでしたので、例えば毎年ハロウィン関連コーナーを大きく展開している富澤商店さんも昨年は取り扱いアイテム数がそもそも少なく、店頭でのメイン展開はなく、露出規模も少なめでした。
Dean and delucaは、黒と白(グレーと白?)のイメージが強めですが、ナチュラル系のビジュアル展開ももともとされていたので違和感はなかったのですが、冒頭の写真を見る限り、ナチュラル推しが強めな印象。世相も反映してハロウィン独特のコントラスト強めなポップな色展開は抑えていらっしゃったのかな?と予測されます。(あくまで私見です。)

対して今年のハロウィンは、「かぞくで楽しむハロウィン」と第し、かぞくでおうちで過ごすことを訴求されています。
その中でも、昨年は、どちらかというとナチュラルカラーがメインのグッズ展開であったのが、今年は、昨年よりもよりポップで遊びココロのある商品展開をされています。

<関連サイト>
かぞくでたのしむハロウィン


また昨年は、おうちで手作りすることを訴求されていらっしゃり、実際に、クッキーの手作りデコレーションキットを販売されていたのですが、今年はそこからさらにバージョンアップされて、ハンマーで割って食べることができるバークチョコレートなど、より遊びの要素が強くなっている印象です。

また、もう1つ、Dean and Delucaといえばオリジナルのデリもとっても人気が高いですよね?そのデリも今年は更にバージョンアップして、特におうちパーティー仕様に変化しているなと感じました。ハロウィン関連のペストリーも販売されるようです。

加えて、デリコーナーにkids向けというPOPが添えられていたのも印象的。そもそもメインターゲットにkidsは入っていないはずですが、おうちで家族みんなで食べるシーンにあわせてお子様でも食べられる、食べやすいというものもユーザーの選択肢にはいっているのだな・・・と想起されます。RF1さんとかでもこういうPOP入れたらいいのにな・・・とおもうのですがね。

全体的に昨年の自粛ムードから、今年はおうちで楽しむことを重点的に、様々な要素を取り込んだ商品とビジュアル展開をされている印象です。

 

 

おうちでの手作りハロウィンレシピも進化中


食品メーカーもおうちハロウィンにあわせて、たくさんのハロウィン関連のレシピを提案されていますがなかでも私がいいな!とおもったのがキューピーさんのハロウィンレシピ。

 

<関連サイト>

ハロウィンは野菜好きになるチャンス!?公式サイトで新メニューを公開

 


動画で説明があって、しかも簡単で作りやすそう!
これなら、おうちで動画を見ながらみんなでつくれて準備段階から楽しめそうですよね?おうちハロウィンならではの楽しみ方かなとおもいます。
しかもキューピーさんならではの野菜好きになるというところもポイント高いですね。

 

 

おうちハロウィンにおすすめなお役立ちアイテムも


最後に、おうちでのハロウィンにあわせて役立つアイテムをいくつかご紹介したいと思います。
1つ目は、ハロウィン用のデコレーション型
普段から料理をデコることをしていない人におすすめ。型で抜くだけでおばけやかぼちゃやらができてしまいます。普段やりなれないからこそ、こういうお手軽なグッズが役立ちます。

 

私も今年いくつかのメーカー様のインスタグラム等のビジュアルづくりをお手伝いしましたが、こちらの型を重宝させていただきました!

 

アーネスト キャラ弁 (おにぎり 型) かんたん型抜き (ハロウィン) 大手飲食店愛用ブランド A-76687

2つ目は、Seriaで展開されている紙コップや紙皿

今年は正直あまりアイテム数がなかったのと、使い捨て容器自体が世相とマッチしない傾向にありますが、それでもパーティーのためにわざわざ食器を買い揃えることを考えればこれらのグッズは安価で買い揃えられるので手軽におうちでハロウィン気分を楽しみたい人にはおすすめです。

Seriaわくわくハロウィンパーティー

他にもハロウィン仕様のミールキットやデリバリーBOXなど、完全に手作りではなくてもおうちでハロウィンを手軽に楽しみたいユーザー向けのサービスがあり、昨年からさらに楽しみかたのバリエーションも広がっているように感じます。

 

おうちでゆったり過ごしながら、動画をみながら一緒に料理をつくってみたり、飾り付けを楽しんでみたり、はたまた会えない相手にはギフトを送ってみたり・・・と完全に手作りではなくても市販の製品やサービスをうまく使いながらおうちでほっこりハロウィンを楽しむというのが今年のトレンドのようです。

 

 

河合 真由子
Mayuko Kawai
フードスタイリスト / フードコンサルタント
岐阜県出身
大学卒業後、流通業界に就職。販促企画、VMDなどを経験。その後、海外で飲食店の出店支援やカフェの立ち上げに携わる。帰国後、フードコーディネーター養成スクールを経て独立。雑誌、CM、広告のスタイリング、フードコーディネート、飲食店へのメニュー提供、飲食コンサルティングを行う。
めざましTVのお仕事がきっかけで朝型のライフスタイルにめざめ、朝ごはんメニューの提案と朝の時間をもっとたのしみたい女子の朝活コミュニティ「とっておきの朝食会」を主催。
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