フードコンサルタント、フードスタイリストの河合真由子です。気づけば11月ももう終盤ですね。前回の週末雑感からもう1ヶ月半もたってしまいましたが、ここ最近の出来事などをふまえて感じたことを綴りたいとおもいます。
2020年後半はじっくりと足元を固める時期であると認識して、そのための行動をしてきました。展示会への出展や新しくYoutubeチャンネルも創設し、攻めの姿勢をとっているように見えますが、どちらかというと基盤づくりをしていることのほうが多いです。
これまで惰性的に行ってきた各種SNSの運用方法も再度見直して細く長く続けるための仕組みづくりをしています。
細く長く続けるというのは、私にとっては大切にしたい言葉。何かの波にのってドカーンと一発逆転というのは、正直のぞんでいなくて、それよりも、私達のサービスをずっと気にかけてくれて、細くていいからずっと長く続けられる関係を築いたほうが結果的にその人やその会社にとって大きな影響力をもたらすのでは?と考えます。
ここ最近、じっくり考える余裕がなかったのですが、改めて何のために働くのか?自分たちのビジョンを再認識したく、三連休に、久々に手にとった書籍「働き方の哲学」。
何年か前に購入してさらっと読んで放置していたのですが、深く考えるお供にとおもいもう一度じっくり読み込んでみました。
学問の中で哲学、心理学、脳科学が三大好きな学問ですが、この本は働くということを実に多角的な側面から分析されていて、すべての働く方におすすめしたい本です。
その中で、本を読む目的であったビジョンを描くことはさておき、心にささったのが、Only is not lonly.というフレーズ。
個として立とうとするものは孤独な境地に立たされることがあるが同じような境地に立ったモノ同士、深くつながれることがあるという意味合い。
いつもお世話になっている経営者の方から、「河合さんは内省とアウトプットを繰り返していて偉い!」とよくおっしゃっていただいていますが、わたしはいつからか真剣に自分のビジネスに向き合うようになってからは意識的に自分の時間を大切にしています。そのため、自然と、なんとなくなお付き合いの場には出向かなくなってはや数年・・・。でも、そこに孤独を感じることよりも、むしろ自分自身の内省の時間を大切にすることで、とても充実した毎日をおくっていると感じています。
そして、本の中では、孤独をおおらかに受け入れ、個として強く立とうとするとき、その次元にいる人や芸術とつながるとありますが、これは、私もリアルに経験していること。
無理に誰かに合わせたり誰かとつながろうとするよりも、深く大切なことを醸成するためには一時的に孤独の時間が必要。でも孤独でも孤立ではないのだと実感しています。
繰り返しになりますが「働き方の哲学」という本は、全ての働く方におすすめしたい良書です。