フードコンサルタント、フードスタイリストの河合真由子です。先週突如現れたclubhouse。そして、緊急事態宣言の延長に立春といろいろあった、先月末〜月初にかけて気づいたことをあれこれ深堀りしたいとおもいます。
話題の音声SNS、clubhouse。こういうものは、ジャッジする前にまず自分が試す!がいいなとおもい早速joinして一週間ほど。すぐに感じたのは、声ってものすごくその人の「人となり」が現れるということ。
自分でも気づかないほど、その人の思っていることがすべて声にでてしまうものなのだなとおもいます。
とあるroomで、「(紙の)本には余白があるから想像力を掻き立てられる」というお話を伺いましたが、音声SNSも同じことがいえるとおもいます。
誰が・・・というわけではありませんが、何人かお話させていただいたり、拝聴させていただいた中で、まあ、いろんな方がいらっしゃいました。
目に見えないからこそ唯一の情報源である声で「その人」を想像するしかない。だからこそ、clubhouseで発信する際には、いつも以上に話し方に気をつけなければいけないな・・・・と如実に感じました。
そして、個人的には、時間泥棒にならないよう、もう少し距離を置いてつきあいたいなとおもっています。
まだの方は、是非一度入ってみるといいとおもいます。
clubhouseで毎日朝7時〜拝聴しているラジオ江六前。食についての特定のテーマを深く考察された視点で紐解くのが面白く、時間があるときは可能なかぎり耳にしています。
先日、「おいしい、おいしくない」という言葉を使わなくなったというテーマで話をされていた際に、おいしいはともかく、おいしくないという言葉を投げかけてしまうとそこで思考が停止されてしまうというくだりのお話を伺いました。
私自身、仕事においてもプライベートにおいても食べ物を前にして「おいしくない」という言葉をつかわないようにしています。「おいしくない」といった時点で、その食べ物を否定することになるからです。
おいしい、おいしくないは、あくまで個人の主観による感覚的な表現。誰かとその味わいを共有したいなら、他者が理解しやすいよう、お互いの共通言語で表現する必要があります。
そんなことを思い出し、改めて言葉選びのセンスを磨きたいとおもいました。