5月以降毎日毎日、駆け足で過ぎていき、気づけばあっという間に4連休に突入。外出もままならずおうちでおとなしく過ごす週末に久々に考える時間がとれた、そんな4連休の週末雑感をお届けします。
画面の向こう側を想像するのが楽しいオンラインレッスン
4連休中、おいしい×かわいい盛り付け講座、オンラインコースの添削(フィードバック)を粛々とやっていました。
ありがたいことに、オンラインコースができてから生徒さんは全国に広がっていますが、全国の生徒さんからいただく盛り付けの写真や動画をみると、その画面の向こう側の生活や人となりが伝わってきて、楽しいです。
必須ではありませんが、盛り付け以外のテーブルクロスなどもコーディネートしたものを写真におさめて送ってくれる方がいたり、忙しいなか頑張って課題をつくっておくってきたんだろうな・・・といろいろ察することができる写真を送ってくる方とか、単純に◯✕で処理できない、個性あふれる課題がいっぱいで、個人的にみていて楽しいのです。
私は、講師として、皆さんがより美しい盛り付けができるように、アドバイスはしっかりさせていただきますが、最終的な答えはきっと皆さんの中にそれぞれあっていいとおもっています。
必要なのはそこから想像を働かせる力
盛り付けで大切なことは、基本の法則をしっかり頭に叩き込むこと。そして、基本的な食材の扱い方、調理法(調理技術もこれに含みます。)、食材の目利きも大切。最後はその人の感性です。
レッスンでは、最初は講師と一緒に同じ盛り付けをやっていただきますが、コースに入ると最終的にはオリジナルの盛りつけを考えてもらいます。
オリジナルの盛りつけを考えるには、レッスンで習ったことをふまえて、自分なりに想像力をはたらかせて考えることが必要になってきます。基礎を習う際に、ただ情報を受け身で受け取った人と、そこから一歩進んで自分なりに深堀りしていった人では、オリジナルの盛り付けの仕上がりが全然違います。
わからないことがあればすぐに検索して答えがでてきてしまう時代。でも、そこから更に一歩想像力を働かせていかないと、本当の意味での答えには到底たどり着きません。便利な時代だからこそ、それをつかう側にも成熟が求められるのだとおもいます。