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2019-10-06

書籍の撮影調理で気をつけたいポイント

フードスタイリストの河合真由子です。少し前のことになりますが、来年発売予定のレシピ本の撮影を行っておりました。
今回の案件では、私共で撮影調理とフードスタイリングを担当させていただきました。全部で4日間にわたる撮影内容であったため、撮影調理は私を含め他のフードコーディネーター2名と担当、別途スタイリングはスタイリストをアサインいたしました。

撮影調理で気をつけたいポイント


Recipe of Lifeでは、書籍や広告などですでにあるレシピをもとに撮影用の調理再現も承っております。
撮影用の調理は、一般の調理とは異なる点がいくつかありますので気をつけたいポイントを簡単にご紹介します。

1)レシピどおりに忠実に再現する

1つ目はレシピどおりに再現するということ。当たり前ですが、例えばレシピの最後に、レモンを添えるとなっていれば、お皿の縁にカットしたレモンを添えないと、辻褄があいません。また、レモンをまわしかけるならば、見た目にはわかりませんので添える必要もない、または絞ったレモンを添えるなどのやり方があるかとおもいます。

2)レシピに記載された食材がすべて見えるようにする

基本原則ですが、レシピに記載されている食材がすべて見えることも重要です。
例えば茶碗蒸しにはいった具材は、普通につくってしまうと、出来上がりはすべて沈んでしまい何がなんだかわからなくなります。そこで、時間差で具材をいれて、写真で撮影した際に、具材がわかるように調理します。(もちろん、わざとらしくなくつくることも大切ですが。)

3)鍋中を忠実に再現する

もう一つ、お鍋で料理をつくって盛り付ける際に、気をつけたいのが、鍋の中を忠実にお皿の上で再現すること。
汁気が残る料理なら、汁もいれてあげないと、写真をみた読者が料理の仕上がりをイメージしにくくなります。特に実際にレシピどおりに作った際に、写真と実際の出来上がり具合が異なると不安になってしまいますよね?
食材のバランス、ボリューム、汁感など、お鍋の中の出来上がりを忠実に再現して盛り付けるのも、読者を不安にさせないための大切な作業の一つです。

Recipe of Lifeだからこそできる撮影時の「食材の目利き」


撮影調理の際にもう一つ大切なこと、それは「食材の目利き」です。
誤解のないようにお伝えすると、全ての食材を豊洲市場などの特別な場所で仕入れたり、高級である必要はありません。
あくまで、その撮影のコンセプト(内容)に基づいて、仕入先を選定します。
例えば、書籍の撮影の場合、一般的には、普通の家庭の主婦が近所のスーパーで購入できる食材でつくれるものというのが前提となります。ですので、基本的には食材は一般的なスーパーで調達します。

ただし、撮影の内容によっては、きちんと目利きが必要な場面があります。
例えばパエリアにいれる「ムール貝」や「あさり」は、お皿や鍋とのバランスで大きさを決める必要があります。(小さすぎると、写真的に貧相にみえてしまい、美味しさが伝わりません。逆に大きすぎても一体どれが主役なのか・・・というお話になり、写真的にもアンバランスになってしまいますね。)
また、海老は、料理の内容によって車海老なのか、ブラックタイガーなのかなどの選択も重要になってきます。

お肉も同様に、例えばローストビーフなら、ブロックで提供するならば、ブロックの切り出し方まで相談できる場所で購入する必要があります。同じ500gの牛モモブロック肉でも、切り出し方によって見た目の印象は全く違ってしまいます。

また、野菜やフルーツは、撮影時に前提としている季節にその野菜やフルーツが手に入るかどうかも選択のポイントとなります。また、農家さんから直接買い付ける場合もあるため、食材の旬やおいしい食べ方などの生の情報もはいってきます。

私共、Recipe of  Lifeでは、お肉、お魚、野菜、フルーツを必要に応じて信頼できる調達先から購入できるため、撮影時に最適な食材を調達することが可能です。
写真一枚で表現する世界であるからこそ、食材の目利きで撮影内容が左右されるということも頭に入れておきたいポイントです。

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Recipe of Lifeでは、企業向け販促・広告媒体・CM・動画のレシピ開発、撮影調理、フードスタイリングを承っております。

30代前後の女性向け、特に働く女性に向けた、ナチュラルで空気感のあるフードスタイリングを特徴とし、女性目線から、心地よさ、ときめき、かわいらしさ、遊び心、ひらめきを大切に、共感をよぶフードスタイリングをご提案させていただきます。

(24時間以内にお返事いたします。)
※都内でしたらお打ち合わせにお伺いさせていただきます。
※撮影スタジオのご相談も可能です。

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