フードスタイリスト、フードコンサルタントの河合真由子です。
最近、一日が本当にあっという間に過ぎていきます。今週もあっという間でしたが、いろいろ思うところあり・・・そんな一週間の週末雑感です。
今週は、新しくうまれるブランドの試食会がありました。新しい生活様式にフィットした、あらたなブランドということで、ブランドプロデュース全般をお手伝いさせていただいています。
このような状況にあっても、スーパーでは特定の食材が品薄状態になったり、ネットでは手作りのパンやおやつのレシピが話題になり、食への興味、関心、そして探究心は止むことはありません。食は、生命を維持するためだけでなく、時に生きていく上での希望や親しい人への愛情表現、そしてコミュニケーションの手段にもなります。
おいしいものの先にある、新しいライフスタイル下における充足感や、心地よさなどの付加価値を、文字情報や写真で視覚的に訴えることを特に大切に、そしてメニューにもしっかりと世界観をもってアプローチできるように仕上げていきます。
様々なことが重なり、一日が本当にあっという間に過ぎていきますが、時間に追われるだけの毎日から脱却したく、会社員時代につけていたタイムチャージをつけています。
何にどれだけの時間を費やしたのか。視覚情報に落とし込むことで客観的に時間の使い方を見直しています。
以前、お手伝いさせていただいたとある野菜宅配会社の社長さんは、まわりが雑音にあふれていても、一瞬ですっと自分の世界にはいって集中して仕事ができるお方でした。常に、逆算思考で行動する、自分が欲しい結果にフォーカスして残りは捨てるというのが大切なのかなとおもいます。
いつもついつい話が長くなりがちなのですが、それも意識して、無駄な会話は極力抑え、相手の時間も無駄にしない。時間には限りがあるからこそ、割いていただいた時間を大切に、お互いの共通の目的のために適切に使えたらよいのかなとおもいます。
3ヶ月に一度、朝ごはんをご一緒させていただく経営の大先輩がいますが、以前、その方とお話をしていたときのこと。私自身は、言いたいことをはっきりというタイプ。その方は、いつも先に人の話をよく聞き、全体利益を優先してしまうタイプ。
偏りのある2人ですが、お互い目指すところは一緒で、やわらかく自己主張すること。主張しすぎて、角を立てすぎてもだめ、相手を優先しすぎて、自分の言いたいことややりたいことを飲み込むのもよくない。
やわらかく、自己主張する方法というのを、今尚、模索中。
今週一つだけ学んだのは、語気が強い相手とお話をするときは、意識して自分のトーンを落とすこと。ついつい引っ張られてこちらも語気が強めになってしまうと喧嘩になってしまう。それは本当に意味のないこと。戦うことに意味はなく、目的を忘れずに、そしてやわらかに自己主張もできたらもっといいのになとおもっています。