フードスタイリスト、フードコンサルタントの河合真由子です。
私共では年間300レシピ以上の販促用レシピ開発に携わっております。レシピ開発業務において、試食会を開催することもありますが、今日はこの試食会の役割についてご紹介したいとおもいます。
レシピ開発業務の流れについて
私共のレシピ開発の流れは以下のとおりとなっています。
1)ヒアリングシートご提出
2)レシピ案ご提案
3)試作レシピ選定
4)試作
5)納品
「ビジネス」としてレシピ開発を行う以上、納品の時点で、「こんなはずじゃなかった」というトラブルを防ぐためクライアントさまに事前にヒアリングシートの記入をお願いしております。また、レシピ案のご提案時に、1メニューあたり2提案以上のご提案の中からクライアントさまにご選択いただくことにより、よりニーズに即した、確度の高いレシピ開発をすることができます。
試食会のもたらす役割について
レシピ開発のプロセスにおいて、必要であればクライアントさまを交えた試食会を開催することもございます。
試食会を開催する場合の、レシピ開発の流れは以下のとおりです。
1)ヒアリングシートご提出
2)レシピ案ご提案
3)試作レシピ選定
4)試作
5)仮配合レシピ提出
6)試食会
7)微調整
8)納品
試食会は、クライアントさまに選定いただいた試作レシピを実際に食べていただく機会です。
また、実際の商品や、商品をつかった試作品をもとに、レシピ開発者とともにディスカッションできる機会でもあります。
実際に食べていただくことで、「味自体がおいしい」という基準だけでなく、
・商品の風味が損なわれていないか
・商品の特徴がいかされた味の仕上がりになっているか
・レシピ開発者のつくる味の傾向(甘みや塩気のバランスなどがクライアントさまの目指す味の標準と乖離がないか)
などについてもリアルに把握することができます。
また、試食会では、レシピ開発者も同席するため、試作段階に新たにでてきた疑問や、作り方、配合のバリエーションなどについても、クライアントさまとディスカッションすることができます。
例えば、当初オリーブオイルでご提案していたレシピですが、実食してみたところ商品の風味が感じにくいため、別の油をつかったレシピの可能性をさぐる、そしてその場合の原価問題はどうクリアするか?など、あらたなアイデアやディスカッションがうまれるのもこの試食会ならではのエピソードといえます。
販促レシピ開発の場合、納期の関係もあり試食会を開催しない場合が多いですが、特に、業務用ユーザー向けの販促レシピについては、新規取引や、メニューへの新規商材導入のきっかけにもつながり大きな商談にもなることが予想されます。自信をもってユーザーさまに提案するためにも、試食会を経ることでより説得力のある提案メニューができあがるのではないかとおもいます。
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<販促レシピ開発(家庭用、業務用)、飲食店のメニュー開発のご依頼受付中です。>
商品の強みを消費者目線で発掘し、売るためのレシピ開発をします。
原価計算、栄養計算、料理写真撮影などのオプションも同時に承っております。
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