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2019-08-04

食品廃棄問題でわたしたちにできること

フードスタイリスト、フードコンサルタントの河合真由子です。
近年、食品廃棄ロス問題が話題となっていましたが、今年に入ってから食品ロス削減法が成立し、大手のコンビニで期限間近のお弁当を値引き販売するなど、各企業でも具体的な取り組みをするようになってきました。
きょうはこの食品ロス廃棄問題をテーマにわたしたちが身近な範囲でできる取り組みについて考えてみたいとおもいます。

食品ロス廃棄問題は、企業だけの問題?

食品ロス廃棄問題が世間的に大きく取り沙汰されたのは、恵方巻の大量廃棄問題がきっかけだったと記憶しています。
恵方巻などの行事食は、その日に消費することに意味があり、その日を過ぎてしまえば、その価値自体が薄れることになります。各企業も事前に販売予測数に基づ生産、販売を行なっていますが、その予測が大幅に外れる、また予想外の気象条件(大雪など)などが重なれば、廃棄せざるを得ない状況となってしまいます。
ただ、恵方巻の問題は別としても、そもそも、コンビニやスーパー、惣菜店などの食品廃棄問題は、単に企業側にだけ責任があるのでしょうか?

当たり前の消費行動が生み出す食品ロス

そう思うきっかけとなったのが、食品ロス問題に取り組む井手留美さんのこちらのコラムです。

 

コンビニ・スーパー・飲食店が、食べられるのに大量廃棄する食品ロスを減らすための具体的な10の事例とは

https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20190621-00130981/

(出典元:yahooニュース)

スーパーやコンビニなどで品出しをする際、「先入れ先出し」が大原則です。つまり、先に入荷したものを手前に、新しく入荷したものは奥に陳列するというもの。期限の短いものから順に売るという小売の原則なのですが、はたして企業側の思惑は消費者に届いているのでしょうか?

「スーパーで買い物する際に、できるだけ賞味期限や消費期限の長いものを選んで奥から商品を選ぶ。」
というのは、無意識にわたしたちがやってしまう行動だとおもいます。
できるだけ期限が長いもの=新鮮なものを選びたいというのは消費者の自然な心理かもしれません。
でも、その行動が、実は食品の廃棄ロスにつながっていると知ったら、はたして同じ行動をするでしょうか?

大切なのは「必要なものを必要なときに買う」

スーパーで買い物する際に、もしかしたら、今日、いまから食べるお肉は、消費期限が切れていなければ問題ないのかもしれません。(無論、表示期限だけでなく、お肉の状態や、保存状態にも気を配る必要がありますが。)
また、特売で売られている鮭は、まとめ買いがお得であっても、1人暮らしなら、まとめ買いすることによって廃棄の可能性もでてきます。

これだけモノが豊富にあふれていて、食べるものに困らない現代社会では、ある意味、いつでも食べたいものが食べられる社会ともいえます。災害時などに備えた備蓄は別として、日頃の消費行動を「必要なものを必要なときに買う」というスタンスに変えるだけで、食品廃棄ロスはかなり削減されるのではないでしょうか?

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