フードスタイリスト、フードコンサルタントの河合真由子です。
6月のことになりますが、新規でオープンするお弁当のデリバリー専門店のビジュアル撮影をおこないました。
今回ご支援させていただいているお店は、実店舗をもたない形式のお店。(いわゆるゴーストレストラン方式で運営されます。)調理などは、別ブランドで展開されている飲食店の厨房を活用。すでに実店舗で営業している店舗がお弁当のデリバリーを行うのとはちょっとわけが違います。
実店舗で運営しているレストランやカフェがお弁当のデリバリーを行う際には、すでにそのお店としての実績があるため、ユーザーからも受け入れやすいです。
ただし、全くの無名から実店舗ももたずいきなりデリバリーを始める場合、やはり信用という観点でいうと、最初のブランディングをしっかり作り込む必要があります。今回、Recipe of Lifeでは、お手伝いさせていただくにあたり、アートディレクターをアサインし、デザイン面での訴求も強化することをご提案させていただきました。
Uber eatsなどのオンラインでの注文においては、ぱっと見たときの第一印象が大切です。料理の見た目とともにデザイン面での見た目も含めてトータルでご支援をすることでより訴求力の高いブランドが作れると考えます。
では実際にその信用はどうつくっていくのか?というお話ですが、通常の飲食店同様にメニューコンセプトを明確にして見える形にすることだと考えます。端的にいえば、ここではどんな食事が食べられるのかということになりますが、使っている食材や、こだわりというのを明確にし、それがきちんとメニューに落とし込まれていることが大切です。
また、店舗を持たないからこそ、SNSでの発信も大切になってきます。顔の見えない相手だからこそ、此方側の顔をしっかりみせる。実際に働くひとの顔出しまでは必要ないかもしれませんが、仕込みの工程や、使用している食材の写真、お弁当の盛り付けシーンなど、製造の工程をみせることで安心して注文いただけるようにすることが大切です。
お手伝いさせていただいているこちらのブランド、正式リリースがきまりましたらこちらでもご紹介させていただきます。