フードスタイリスト、フードコンサルタントの河合真由子です。
料理の撮影の際や飲食店、カフェでの盛り付けのご提案の際によくつかうのが「ハーブ」。
料理に彩りを添えるだけでなく、料理に風味づけをすることで味に変化をもたらしたり、肉や魚などの食材の臭みをとるなど、料理の完成度を高める意味でその役割は非常に大きいです。
今回は、仕事で、普段ハーブをつかう頻度が高い、フードスタイリスト、フードコーディネーターがどんな風にハーブをつかっているのかをご紹介したいとおもいます。
長持ちする「ハーブ」の保存方法
まずはハーブ類の保存方法についてです。せっかく購入したハーブも盛り付けの際にくったりしていては見栄えが半減します。購入したらまず、湿らせたキッチンペーパーを準備し、これでハーブ全体を包みます。そしてそのまま密閉容器にいれて冷蔵庫の野菜室で保管します。
たったこれだけですが、ハーブ類は格段に長持ちをします。また、ピンとはった状態を長くキープできますので料理の見栄えもよくなります。
話題のパクチーはどう保管する?
ここ数年、ブームとなっているパクチーもハーブ類に属します。パクチーは、葉の部分がとてもやわらかく繊細であり、水分が多すぎると逆に腐敗がすすみやすくなります。
パクチーは、購入してきたらビニールの袋から取り出し、軽く湿らせたキッチンペーパーで根元の部分をくるみます。あとは全体を新聞紙でくるんだら、冷蔵庫の野菜室に立てて保管しておけば、1週間ほどはしっかりとした状態を保つことができます。
おすすめはハーブのミックス使い
最後に、最近わたしがおすすめしているハーブの使い方をご紹介します。
それは
複数のハーブをミックスして使う方法です。
たとえば、ミントとパクチーなら、エスニックなテイストに。ローズマリーとタイムならお肉の煮込み料理にぴったり。
ディルとイタリアンパセリなら、魚介のマリネやカルパッチョ、そしてサラダなど、特に魚介類とトマトととの相性は抜群
かと思います。
お料理のアクセントにただのせるだけから、さらに一歩進んで、料理の味や風味に変化をつけるという意味でもぜひ、
ハーブのミックス使い、試してみてはいかがでしょうか?
飲食店、カフェなら、いつもの定番メニューもぐっと個性的になり、特徴あるお店の看板メニューとなるとおもいます。
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