フードスタイリストの河合真由子です。
ライフワークになっている外での朝ごはん巡り。おすすめのお店や、おすすめのメニュー、そしておすすめの楽しみ方を紹介しています。お店によっては、すぐに朝食営業をやめてしまったり、自粛期間で朝食営業を始めたり・・・と入れ替わりが激しいので、できるだけ旬の情報をお伝えしたいとおもっています。
先月訪れたのは、世界の朝ごはんを楽しむことができるworld breakfast all days
アメリカンブレックファーストや台湾の朝ごはんなどの定番メニューのほかに、月替りの国をテーマにした朝ごはんを楽しむことができるお店。
先月はチェコの朝ごはんがテーマだったのでそちらをいただくことに。
朝ごはんはすべてワンプレートに盛り付けられての提供スタイル。
・メインは、<フレービ−チェック>というオープンサンド
マッシュポテトとオイルサーディンのパテがのっています。
スモーキーなオイルサーディンをパテにするとは・・・という意外性を裏切る端正な味。
パンは、東欧定番の黒パン(ライ麦かな?)
・スープは<ブランボラチュカ>というポルチーニ茸がはいったミネストローネ風のスープ
とにかく寒かったこともあり、ごくごく飲めた。スイートマジョラムと思われるハーブがきいていて、ポルチーニ茸の旨味も感じられるあったかスープ。
・付け合せに<ボーバフカ>というクグロフ型でつくられたスポンジケーキ
プレーン生地とココア生地のマーブルケーキ。卵とバターたっぷりのしっとりケーキというよりは、割と蛋白で素朴な味わいのケーキ。ムギュッとするような生地感。チェコでは朝から甘いものを食べるようです。
テーブルにつくと、まず目につくのが、今月のテーマ国であるチェコのガイドブックともいうべき説明書。
朝早い時間にいったせいかワンオペで忙しそうなのでごはんがでてくるまでゆっくりと見ながら、どんなごはんがでてくるのかをたのしみに静かにまつ。
そして、でてきたご飯をたべながら、チェコにいる気分で妄想旅行。テーブルに何気なく飾られたちょっとした小物も妄想旅行気分を掻き立ててくれる。
適度に放置してくれる無国籍な空間で世界の朝ごはんをたべながら、自分なりの妄想旅行にでかける。旅行にいくことが難しい時期は、そんな楽しみかたができるこちらのお店で妄想世界旅行などいかがでしょうか?
<<お店情報>>
店名 world breakfast all days
住所 東京都渋谷区神宮前3-1-23-1F
地下鉄「外苑前」駅から徒歩5分
営業時間
(朝食提供時間) 7:30〜20:00(L.O. 19:30)
定休日、その他 不定休
おすすめのメニュー その月限定の国の朝ごはん(2ヶ月単位でメニューが変わります。
HP https://www.world-breakfast-allday.com/
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小さい頃は、毎日季節のフルーツと母親の手作り野菜ジュースが食卓に並ぶ家庭で育ち、
自然と朝ごはんが早起きするモチベーションにもつながりました。
わたしが朝ごはんを大切にする理由は全部で3つあります。
・脳の働きを活性化
・1日をアクティブに動ける体に
・ダイエットにも効果的
何よりも、一日のはじめに、心地よい食卓を囲むことは幸福感にもつながりますね。
食べる習慣のない人は、まずは何か口にいれるところから、
毎朝食べてはいるけれどもマンネリになりがちな人は、朝ごはんのレパートリーを増やすところから、
それぞれの段階にあわせて、1日を元気よく過ごすために朝ごはんを見直すアイデアの発信やお手伝いをしています。
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