フードコンサルタントの河合真由子です。
弊社が強みとする販促レシピ開発。
その中でも、家庭用として販売されていたいちごフレーバーの飴を業務用ユースとして売り出す際の
プロモーション用レシピ開発をさせていただいた事例をご紹介させていただきます。
まず最初にお断りしておかなければならないのが販促レシピ開発について。
一般的にレシピ開発といっても大きくわけて以下3つの分類に分けられるとおもいます。
1, 自社の商品をつかった使い方提案型のレシピ
目的:商品を売るため、認知拡大、使い方の提案
発注元:食品メーカー及び食品関連企業、広告代理店等
これは、自社商品を売るための販売促進用として用いられるレシピのことを言います。
2,雑誌や広報誌などで特定の目的(特集や、料理紹介コーナー等)で用いられる
コンテンツとしてのレシピ
目的:娯楽・教養・知識としてのレシピ
発注元:メディア、編集プロダクション、広告代理店等
3,レストランやカフェなどの飲食店はたまた社員食堂など飲食施設で提供される食事のためのレシピ
どちらかというとメニュー開発といったほうが正しいですね。
目的:自社(店)で商品として提供するメニューのためのレシピ
発注元:飲食店経営企業、飲食店、商業施設運営会社、ホテル等
今回ご紹介する販促レシピ開発はこのうちの1のことを指します。
また販促レシピ開発はユーザーにあわせて大きく2つに分かれます。
1つは家庭用レシピ。これは家庭の主婦や単身者などがそれぞれの環境で自社製品をつかって
つくる家庭用のレシピのことを指します。
もう1つは業務用レシピ。これは、業務用ユースを想定しています。
社員食堂や、デパ地下の惣菜店舗、はたまたコンビニエンスストアや学校給食等
食品メーカーが売りたい商品をつかって各業態にあわせた使い方の提案を行う目的のレシピです。
これには無論、飲食店でのユースも想定しています。
弊社、株式会社レシピオブライフでは、家庭用のレシピ提案は無論ですが、
業務用の販促レシピ開発も強みとしております。
業務用の販促レシピ開発の場合、業態ごとに求められるニーズが大きく異なるのも特徴です。
例えば学校給食であれば、塩分量にはかなりの制限がかかりますし、飲食店であれば簡便調理が求められたり、
はたまたコンビニエンスストアでの店内調理販売用であれば、限られた設備と時間でできるレシピが求められます。
弊社では、業務用販促レシピにおいても、長年の経験があり、また定常的に飲食店や飲食業態様向けの
開業コンサルティングをおこなっております。
そのため、訴求したい相手(業態)にあわせて、それぞれのニーズに沿ったご提案が可能となっています。
40代以上の方であれば、知らないヒトはいないであろう「サクマのいちごみるく」
子供の頃に食べた記憶があるかたも多いのではないでしょうか?
今回のご相談のきっかけは、このサクマのいちごみるくを業務用のユースとして提案していきたいという
ところから始まりました。
キャンディーを細かく粒状に粉砕し、キャンディグリッターという新たな商品で売り出したいということで
イメージされていた飲食店やカフェなどの業態に訴求できる販促用のレシピ開発をお願いしたいとのことで
ご相談をいただきました。
最初の段階ではいちごみるく独特の色をいかし、スイーツやドリンクのトッピングとしての要素としての
検討から入りました。
その後、様々な考察を経て
1,カフェ等で提供されるスイーツやドリンクはどうしても甘くなりがちで、
全量食べきれいない、飲みきれないことがあります。
そこでアクセントとしてキャンディグリッターを用いることで、
単調になりがちなメニューにアクセントとしてつかう訴求方法を提案。
2,また、このキャンディグリッターを導入するために飲食店が新しいメニューを
わざわざ取り入れるのはハードルが高いため
ターゲットとするお店・業態ですでに提供されているメニューをベースに
そこにプラスアルファでキャンディグリッターを加えることで、
既存メニューの付加価値があがる訴求方法の2つのアプローチからメニューを考案しました。
実際に開発したメニューを下記にご紹介します。
①いちごみるくチーズケーキパフェ
複雑なパフェも、業務用商材を上手に組み合わせることで短時間で調理可能。
但し、ネタ切れ感を防ぐためにも、キャンディグリッターをひとふりすることで
見た目の可愛さとともに、食感も楽しい、他とは一味違うパフェを提供することが可能に。
②いちごみるくシェイク
もう一つ、ご紹介するのが人気のカフェドリンク。
ドリンクの単価アップのためにも、工夫を凝らしたドリンクメニューの
ラインナップはもっておきたいところ。
但し、提供時間が長くなると満足度が下がるためスピーディーかつ
飲み飽きない工夫が必要となります。
既存のシェイクに、ドリンク部分と仕上げのトッピング部分2箇所に
キャンディグリッターを採用したメニュー。
甘いドリンクは、味が単調になりがちなため、最後まで飲み飽きない工夫も
大切です。
定番のシェイクのレシピにキャンディグリッターを加えるだけで
見た目の訴求と、最後まで飲み飽きない、飲む楽しさを演出した
レシピです。
他のレシピについては下記サイトもご覧ください。
サクマ製菓 キャンディグリッター
https://sakumaseika.jp/view/page/candy_glitter
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<販促用レシピ開発、カフェ飲食店用メニュー開発のご依頼受付中です>
Recipe of Lifeではこれまでに数多くの食品及び食品関連企業さま向けにレシピ開発及び
カフェ飲食店向けにメニュー開発を行ってまいりました。
生活者目線を大切に、商品やサービスの強みを発掘し食べたい、買いたいを伝えることを大切に
フードコーディネーター、管理栄養士、レストランシェフ経験者等プロフェッショナルチームが
貴社や貴店の付加価値があがるレシピ、メニュー開発を行います。
※一般公開していない実績が多数ありますのでご興味ございます方は直接お問い合わせくださいませ。
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