フードスタイリスト の河合真由子です。いつもの料理をもっとセンスよくみせるには、器のつかい方も大切です。近年、フランスのアンティーク食器を買い求める女性が増えており、器が大好きでコレクションされている方も増えていますが、きょうは、
料理をおいしくみせるための器の選び方をご紹介したいとおもいます。
好きな器=料理が映える器ではない
料理をおいしく見せるためには、器の選びかたは重要です。器が好きな人の場合、人気の作家さんの器や、個性的なデザインや色の器など、器に惚れて器を購入されることが多いと思います。
好きな作家さんの器をコレクションしたり、フランスや北欧のアンティークものを買い集めるなどされる方もかなりいらっしゃいますが、いざ、いつもの料理をそれらの器に盛り付けようとすると、なにか、しっくりこなかったり、もっている器とあわなかったり・・・はたまた同じ作家さんの器のみで食卓を飾ったらなんだか重たい印象のテーブルになってしまった・・・なんてことありませんか?
その原因は器の選び方の視点が異なるからです。器が好きでコレクションしているかたによくみられるのが、その器が好きだからそれに盛り付けるというもの。それはそれで間違いではありませんが、その器が料理をおいしそうにみせてくれるかどうかは、別問題なのです。
料理をおいしく見せる器とは
料理をおいしく見せるための器選びは、まず料理を引き立てることが重要です。
例えば、色とりどりのサラダの器。全面に柄がはいった器では、せっかくの食材の彩りが引き立ちません。むしろ柄がうるさくて、やぼったく見えてしまいます。
こういうときは、柄のない、シンプルな器を選ぶのが正解。サラダにはいっている緑、赤、黄などの基本の彩りがはいっているなら、器の色は、シンプルな白、ベージュ、グレーなど。また、サラダならウッドのボウルや黒などの無彩色をもってくるのも色が際立っておすすめ。
(ちなみに色のコントラストが強いほど、モダンなかっこいい印象になります。)
それでも、もし、器で個性を出したいなら、器のフォルムが花リムや、手作り感のある歪みなどがある多少変形したものなどで個性を出すぐらいにとどめるのが正解です。
料理が映える器の選び方も学べるおいしい×かわいい盛り付け講座
料理のおいしさを引き立てる器の選び方のコツは、これ以外にも実はたくさんあります。普遍的な内容もあれば、料理ごとに気をつけたいポイントもあり、また、たくさんある器の種類についても知っておくと無駄なお買い物をせずにすみます。
4月から開講するおいしい×かわいい盛り付け講座では、料理をおいしく魅せるために必要な盛り付けテクニックだけでなく、料理のおいしさを引き立てる
器の選び方についても学んでいただくことができます。(器のレッスンはアドバンスコースのカリキュラムにはいっています。)
料理にあった器を選ぶ目、また
購入した器のいかし方、
器の手入れ方法などを習得することができ、器好きなら知っておきたい内容が満載。アドバンスコースでは、動画レッスンもあり自宅で復習していただくこともできますのでしっかりと内容を覚えて是非、毎日の食卓の器選びに役立てていただければとおもいます。
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4月26日(日) 10時~14時30分(終了予定)
Vol.2
5月17日(日) 10時~14時30分(終了予定)
Vol.3
5月31日(日) 10時~14時30分(終了予定)
Vol.4
6月14日(日) 10時~14時30分(終了予定)
Vol.5
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