Recipe of Life | フードスタイリスト、フードコーディネーター河合真由子 東京

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コンセプト設計

コンセプト設計 / 飲食店開業

なぜ今、成功している企業がカフェを始めるのか

なぜ今、成功している企業がカフェを始めるのか| コンセプト設計|飲食店開業

最近、本業ではすでに成功している企業から

「カフェをやりたい」

という相談を受ける機会が増えています。

製造業、建設業、不動産業、IT企業。

業界はさまざまですが、ある共通点があります。

それは、

「飲食店で儲けたい」

という相談ではないことです。

むしろ、

・地域の人が集まる場所をつくりたい

・社員が誇れる場所をつくりたい

・会社の理念を形にしたい

・自社ブランドをもっと身近に感じてもらいたい

そんな想いから飲食店を検討されるケースが増えています。

実際、飲食店は決して楽な事業ではありません。

人材の確保も必要です。

食材費は変動します。

オペレーションも複雑です。

それでもなお、多くの企業がカフェやレストランを始めたいと考えるのはなぜでしょうか。

今回はその理由についてお話ししたいと思います。

カフェは「飲食店」ではなく体験の場になった

昔の飲食店は、食事を提供する場所でした。

もちろん今もその役割は変わりません。

しかし近年、飲食店に求められる価値は大きく変化しています。

人は単にコーヒーを飲むためだけにカフェへ行くわけではありません。

その空間に流れる時間。

その店の世界観。

その店に集まる人々。

そうした体験全体を楽しむために訪れます。

企業にとっても同じです。

飲食店は商品を販売する場ではなく、

「企業の価値観を体験として伝える場」

になりつつあります。

ホームページで理念を語ることはできます。

会社案内を配ることもできます。

しかし実際にその企業らしさを体験してもらうことは簡単ではありません。

その点、飲食店は非常に強力なコミュニケーションの場になります。

空間、接客、商品、デザイン。

すべてを通じて企業の考え方を表現できるからです。

成功している企業ほど利益以外の目的を持っている

本業が安定している企業ほど、飲食店を単独の収益事業として考えていないケースが少なくありません。

例えば、

地域との接点づくり。

採用活動。

社員のエンゲージメント向上。

企業ブランドの発信。

顧客との新しい接点づくり。

こうした目的を持っています。

ある意味で飲食店は、

「企業理念を形にする装置」

とも言えます。

数字だけでは伝わらない価値を体験として届けられるからです。

だからこそ、成功している経営者ほど、

「この店を通じて何を実現したいのか」

を大切にしています。

しかし多くの企業が最初に間違える

一方で、相談の初期段階ではこんな話がよく出てきます。

「どんなコーヒーを出したらいいですか?」

「人気のメニューは何ですか?」

「内装はどんな感じが流行っていますか?」

もちろん大切なことです。

しかし、それらはすべて後から決まることです。

なぜなら、

何を提供するかは、

誰に何を届けたいかによって決まるからです。

地域の子育て世代が集まる店なのか。

ビジネスパーソンが利用する店なのか。

企業のショールーム的な役割を持つ店なのか。

目指す姿によって、メニューも価格も空間もまったく変わります。

本当に最初に考えるべきは「なぜやるのか」

私たちが支援に入る際、まず確認するのは

「なぜカフェをやりたいのですか?」

という問いです。

意外かもしれませんが、この問いに明確に答えられる経営者は多くありません。

もちろん想いはあります。

地域貢献をしたい。

社員のための場所を作りたい。

ブランドを育てたい。

しかし、それらが整理されていない状態では、判断軸が定まりません。

物件を見ても決められない。

メニューを考えても迷う。

内装を決めても方向性がぶれる。

結果として時間もコストもかかってしまいます。

だからこそ最初に必要なのは、

「なぜやるのか」

を明確にすることです。

良いコンセプトは3つの円が重なる場所にある

私たちはコンセプトを考える際に、次の3つを整理します。

1. 自社がやりたいこと

経営者の夢やビジョンです。

なぜその店を作りたいのか。

どんな未来を実現したいのか。

2. 自社の強み

他社にはない価値です。

本業で培った経験や資源も含まれます。

3. お客様のニーズ

お客様が本当に求めていることです。

必ずしも商品そのものとは限りません。

安心感かもしれません。

交流の場かもしれません。

学びの機会かもしれません。

この3つが重なる場所こそがコンセプトになります。

そして、このコンセプトが決まって初めて、

メニュー

価格

店舗デザイン

運営方法

採用方針

まで一貫して決められるようになります。

カフェ経営は夢と現実をつなぐ事業

私はこれまでさまざまな飲食店づくりに関わってきました。

その中で感じるのは、

飲食店は経営者の夢が色濃く反映される事業だということです。

地域にこういう場所を作りたい。

社員にこういう体験を届けたい。

社会にこういう価値を残したい。

そんな想いが店づくりの原点になります。

しかし夢だけでは事業は続きません。

収益モデル。

人材。

オペレーション。

商品設計。

現実的な経営との両立が必要です。

だからこそ、

夢と現実をつなぐための設計図が必要になります。

それがコンセプトです。

だから私たちはコンセプト設計から始めます

メニュー開発も大切です。

店舗設計も大切です。

撮影やブランディングも大切です。

しかし、その前に整理すべきことがあります。

それは、

「なぜこの店をやるのか」

という問いです。

私たちはまず、

経営者の想い

企業の強み

お客様のニーズ

を整理し、

言葉と数字とビジュアルでまとめたコンセプトブックを作ります。

開業準備のためだけではありません。

開業後も迷ったときに立ち返るための軸を作るためです。

カフェづくりは、単にお店を作ることではありません。

企業の未来を形にするプロジェクトです。

だからこそ最初に、

コンセプトから考えることが大切だと私たちは考えています。

カフェ開業の構想を、一度整理してみませんか

カフェ開業を検討されている経営者の方とお話しすると、

「こんなメニューを出したい」

「こんな内装にしたい」

「こんなお店が好きで参考にしている」

といったアイデアはたくさん出てきます。

一方で、

それらを一つの事業としてどう組み立てるか。

誰に、どんな価値を提供する店なのか。

どこまで自社で進めるべきか。

どこから専門家に依頼すべきか。

開業までにどのようなスケジュールで進めるべきか。

こうした全体設計の部分で悩まれるケースも少なくありません。

私たちは、飲食店開業支援の中で、

構想の整理から事業設計、コンセプトづくり、商品開発、オペレーション設計まで一貫して支援しています。

すでに構想やイメージはあるものの、

「この方向で本当に良いのだろうか」

「店として成立する形に整理したい」

とお考えの方は、一度ご相談ください。

まずは現在の構想をお聞きしながら、開業までの進め方や優先順位を整理するところからお手伝いしています。

Restaurant Management
 
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河合 真由子
Mayuko Kawai
フードスタイリスト / フードコンサルタント
岐阜県出身
大学卒業後、流通業界に就職。販促企画、VMDなどを経験。その後、海外で飲食店の出店支援やカフェの立ち上げに携わる。帰国後、フードコーディネーター養成スクールを経て独立。雑誌、CM、広告のスタイリング、フードコーディネート、飲食店へのメニュー提供、飲食コンサルティングを行う。
めざましTVのお仕事がきっかけで朝型のライフスタイルにめざめ、朝ごはんメニューの提案と朝の時間をもっとたのしみたい女子の朝活コミュニティ「とっておきの朝食会」を主催。
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