Recipe of Life | フードスタイリスト、フードコーディネーター河合真由子 東京

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メニュー開発

メニュー開発 / 飲食店開業

メニュー開発の流れを解説|飲食店・食品メーカーの商品開発の進め方と料金相場

「カフェをつくりたい」
「新しいメニューを作りたい」
「人気が出る商品を開発したい」

そう考えたとき、多くの現場では、まず“料理”から考え始めてしまいがちです。

しかし実際には、メニュー開発とは単に料理を作ることではありません。

誰に、どんな価値を、どんな体験として届けるのか。
そして、その商品が売上やブランド価値にどうつながるのかまで含めて設計することが重要です。

実際の現場では、

  • 流行だけを追ってしまう
  • ターゲットが曖昧
  • 原価だけで判断する
  • SNS映えだけを優先する

といった理由から、開発したものの継続的に売れないケースも少なくありません。

本記事では、飲食店・食品メーカーの両方に共通する「メニュー開発の基本的な流れ」を整理しながら、実際の進め方や料金相場についても解説します。

メニュー開発とは?

メニュー開発とは、単に新しい料理やレシピを考えることではありません。

たとえば飲食店であれば、

  • 客単価を上げたい
  • リピート率を改善したい
  • ブランドイメージを強化したい
  • SNS集客につなげたい
  • アイドルタイムの集客を強化したい

といった経営課題と密接に関係しています。

また食品メーカーの場合も、

  • 商品の使用シーンを広げたい
  • 新しいユーザー層にアプローチしたい
  • 店頭で手に取りやすくしたい
  • SNSで保存・拡散されやすくしたい
  • 「作ってみたい」と感じてもらいたい

など、“行動”を生み出す設計が重要になります。

つまりメニュー開発とは、「おいしい料理」を作る作業ではなく、“選ばれる理由”を設計する仕事とも言えます。

メニュー開発の基本的な流れ【8ステップ】

STEP1|目的とゴールを整理する

まず最初に整理すべきなのは、「なぜこのメニューを作るのか」です。

ここが曖昧なまま進めると、方向性がぶれやすくなります。

  • ランチ客単価を上げたい
  • 若年層の来店を増やしたい
  • 健康志向の商品を増やしたい
  • テイクアウト需要に対応したい
  • SNS投稿されやすい商品を作りたい

など、目的によって設計は大きく変わります。

そのため、最初に「何を解決したいのか」を明確にすることが重要です。

STEP2|ターゲットを明確にする

次に、「誰に向けた商品なのか」を整理します。

ターゲットが具体的になるほど、味・量・価格・見せ方まで設計しやすくなります。

STEP3|市場調査・競合分析を行う

市場や競合を調査し、「なぜ人気なのか」「どんな価値が支持されているのか」を分析します。

重要なのは、単なる模倣ではなく、自社ならではの差別化ポイントを探すことです。

STEP4|コンセプト設計を行う

メニュー開発で最も重要なのがこの工程です。

味だけでなく、

  • 空気感
  • 利用シーン
  • 気分
  • 世界観

まで含めて設計することで、“選ばれる理由”が明確になります。

STEP5|レシピのラフ案を作成する

コンセプトが確定したら、いきなり試作に進むのではなく、まずはレシピのラフ案を作成します。

ここでは、

  • どんな料理カテゴリーにするのか
  • 工程数はどこまで許容するのか
  • 原価率をどこに設定するのか
  • どんな食材・調理法を使うのか

など、いわば「要件定義」を行います。

また、完成イメージをラフスケッチや参考写真で共有することで、関係者間の認識ズレを減らし、無駄な試作コストを抑えることにもつながります。

STEP6|試作・レシピ開発を行う

ラフ案が固まったら、実際の試作に入ります。

ここでは、

  • 食感
  • 香り
  • 原価
  • 提供スピード
  • 再現性

などを細かく調整していきます。

STEP7|盛り付け・撮影・見せ方を設計する

現在のメニュー開発では、“見せ方”も非常に重要です。

人は味覚だけでなく、視覚情報からも「おいしそう」を判断しています。

そのため、

  • 盛り付け
  • フードスタイリング
  • 撮影
  • SNS設計

まで含めて商品価値として考えることが重要です。

STEP8|テスト販売と改善を行う

メニュー開発は、一度作って終わりではありません。

注文率やSNS反応などを確認しながら、小規模で改善を重ねることで、成功確率を高めやすくなります。

メニュー開発を外注する場合の料金相場

  • 簡易レシピ提案:2〜5万円/品
  • 業務用メニュー開発:3〜15万円/品
  • 店舗全体のメニュー開発:30〜100万円以上

また、

  • コンセプト設計
  • 撮影
  • スタイリング
  • SNS素材制作
  • オペレーション設計
  • 販促提案

などが含まれると、価格はさらに変わります。

まとめ|売れるメニューには「設計」がある

メニュー開発は、単なる料理作りではありません。

誰に、どんな価値を、どんな感情で届け、どんな行動につなげたいのか。

それらを整理することで、初めて“選ばれる商品”になっていきます。

味だけでなく、

  • 見た目
  • 世界観
  • 利用シーン
  • 再現性
  • 発信方法

まで含めて設計することが、これからの時代のメニュー開発ではますます重要になっています。


初回無料相談(30分)受付中

レシピオブライフではこれまで12年以上にわたり、外食産業向け、食品メーカー向けのメニュー開発をおこなっております。
新店舗向けのメニュー開発をしたいがどういった方向性で進めたらいいかわからない
食品メーカーさまにおいて、既存商材のユーザー層を広げたい
家庭用ユースの商材を業務用に広げたい
といったご相談など、初回無料相談にて受付中です。

河合 真由子
Mayuko Kawai
フードスタイリスト / フードコンサルタント
岐阜県出身
大学卒業後、流通業界に就職。販促企画、VMDなどを経験。その後、海外で飲食店の出店支援やカフェの立ち上げに携わる。帰国後、フードコーディネーター養成スクールを経て独立。雑誌、CM、広告のスタイリング、フードコーディネート、飲食店へのメニュー提供、飲食コンサルティングを行う。
めざましTVのお仕事がきっかけで朝型のライフスタイルにめざめ、朝ごはんメニューの提案と朝の時間をもっとたのしみたい女子の朝活コミュニティ「とっておきの朝食会」を主催。
盛り付けレッスン 盛り付けレッスン