Recipe of Life | フードスタイリスト、フードコーディネーター河合真由子 東京

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カフェメニュー開発

カフェメニュー開発

売れるカフェメニュー開発をするには

マスク着用も5月8日からいよいよ緩和され、街に人が戻ってきた感があります。
一時期は厳しいといわれていた外食産業にも人が戻ってきており、外食産業をサポートする弊社としても嬉しい限りです。
ただ、物価高騰や、円安、燃料費高騰、そして人手不足など依然として外食産業を取り巻く環境は厳しいものです。
 
個人的には街かどのカフェは、日常を非日常に変えてくれる空間であり、ホット一息つける憩いの場所であるとおもっています。
特に緊急事態宣言中に如実にその役割を感じました。
弊社は10年以上にわたり、カフェのメニュー開発に携わっており、そこからの経験から
売れるカフェメニューの開発のポイントについてご紹介したいと思います。


今どきのカフェはSNS&口コミが基本


 
今どきは、新しいカフェに行く際には、インスタグラムで探すのが基本になっています。
特に、お気に入りのインスタグラマーがおすすめするカフェであれば、信ぴょう性が高く、実際の来店に繋がりやすいともいわれています。
これからカフェの開業を目指す人は、高いお金を払ってHPを開設するよりも、まずはSNSでしっかりブランディングしていくほうが賢い
集客の方法かもしれません。

カフェメニューの開発にはまずは近隣からのリサーチが先決

では、実際のカフェメニュー開発においては、この集客の方法を逆手にとり、まずはInstagramのハッシュタグで
関連するメニューを検索するという方法をとってみてはいかがでしょうか?
想定するメニューに関するハッシュタグ検索することで、他の競合店ではどういったメニューを提供されているのか
リサーチすることができます。
そうすると、なんとなくですが、直近の食のトレンドが把握できます。
また、同時に足をつかって、近隣の同業者や、話題になっているお店もひととおりまわりましょう。
カフェというのは、ケースバイケースですが、よほどの観光地でないかぎり、おおよそは、近隣の常連さんで占められていることがほとんどです。
では、近隣のお店ではどういったものがはやっているのか、その場所で好まれている味の傾向、価格帯、そのお店独自の強みを
把握しておくことは自店のお店作りに大いに参考になります。
 
 

実際のカフェメニュープランニングで気をつけたいこと

ひととおりリサーチを済ませた上で、実際のメニュー開発にはいりますが、この際に、気をつけたいのは、目玉商品とスタンダードな味の両方をつくること。
味の想像がつかなかったり、聞いたことがないようなメニューというのは、そもそも取っ掛かりが悪いですし、美味しさに繋がりにくいのが特徴です。
すべてが奇抜な、メニューばかりですと、お客様にとっては、なんだか居心地の悪いカフェになってしまいます。
目新しいものがいくつかありながらも、安心できるスタンダードな味がないと、初めて入るカフェでは何を頼んだらよいのかわからなくなってしまいます。
 
馴染みのあるメニューは、しっかり安定感のある美味しさを目指すこと。
また、お店独自のウリとなるような目玉のメニューは、意外性のある美味しさ、食品同士の組み合わせ、また盛り付け等でお店のオリジナリティをしっかり表現していくことで、お店に来る来店理由をつくることができます。
 
また、両方の良さを活かし、
例えば味はスタンダードだが、見た目は奇抜さ、目新しさを目指す掛け算のようなメニュー開発ですと、お店のオリジナリティを追求しつつしっかり美味しいメニューとして、安定した集客が見込めます。
 
 

メニュータイトルにももうひと押しの工夫を

最後に、完成したメニューを、上手に表現できるメニュータイトルでお客様に伝わる形に仕上げましょう。
前述のとおり、タイトルから味が想像しやすいと注文率はあがります。
また男性がターゲットなら、能書き(うんちく)を語ると伝わりやすいです。(こだわりの◯◯をつかった、◯時間煮込んだ秘伝のタレをつかった等)
反対に女性がターゲットなら、感性に訴えかける表現がおすすめ。ふわふわ〜や、ほっくほくなど食感やテクスチャ−を的確に表現したメニュータイトルで女性の心を効果的に掴むことが可能になります。
 
 
 

レシピオブライフで行っているカフェメニュー開発について

レシピオブライフでは、カフェ業態を中心に飲食店さまのメニュー開発を10年間おこなっております。
 
弊社のメニュー開発として5つの特徴が挙げられます。
 

1,食べてみたい、頼んでみたいを実現



商品の魅力、強みを発掘し生活者目線で「つくってみたい」「たべてみたい」をレシピで伝えます。
カフェメニュー開発においては、驚きや意外性をレシピの中で表現することで、ユーザーの食べてみたい、頼んでみたいを
引き出します。



2,見た目が美しい



フードコーディネーターならではの完成形からイメージした料理のレシピを考案することで見た目も美しく仕上がります。
 
 

3,調理工程の簡略化で個人の腕に頼らないメニューづくり

弊社がカフェのレシピ開発を依頼される場合、シェフ不在で、アルバイトでもつくれるレシピとのご依頼がダントツに多いです。
そのため、再現性の高さというのが重要なポイントとなります。
一見するととても手の混んだレシピなのですが、実は、業務用商材を上手に利用することで、調理工程を単純化したり、調理器具を活用することで、個人の腕に頼らないメニューづくりを実現可能なものにします。

 

4,トレンド

 
10年間、朝の情報番組で専属フードコーディネーターを担当していましたので、蓄積された世の中のトレンドを基礎に
今の時代に受け入れられるレシピアイデアを提供できます。
 

5,リアルなニーズ

 
過去に20代〜40代までの女性が集う朝活コミュニティを運営。現在もFood styling laboというコミュニティを運営し、リアルなニーズを引き出すコミュニティを運営していますのでニーズを抽出しナレッジ化しています。
世の中のリアルなニーズを引き出し、レシピアイデアに反映することができます。




カフェメニュー開発においては、レシピのアイデアだけではなく、カフェのコンセプトや立ち位置を大切にし
メニュー構成を考えていくことが大切です。単品のメニューが際立つだけでは、お店としては成り立たないため、総合的な目で1つ1つのメニューをつくることが大切。また、原材料の使いまわしや、食料廃棄、日持ち、仕込み頻度、厨房設備、規模感、人員配置なども考慮すべき要因となります。
その点、弊社では、カフェや飲食店全体の開業支援に多く携わっており、総合的な視点からメニュー開発をすることが可能です。


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<カフェメニュー開発、フードスタイリング、フードコーディネート、撮影のご依頼受付中です>

Recipe of Lifeではこれまでに数多くの食品及び食品関連企業さま向けのカタログ、パンフレット、パッケージ、WEB、インスタグラム等の販促に関わる料理撮影のサポートに携わってまいりました。
生活者目線を大切に、商品やサービスの強みを発掘し食べたい、買いたいを伝えることを大切にしております。

お問い合わせ

ポートフォリオ

※一般公開していない実績が多数ありますのでご興味ございます方は直接お問い合わせくださいませ。

一部のカフェメニュー開発の実績についてはこちらからご覧いただけます。

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河合 真由子
Mayuko Kawai
フードスタイリスト / フードコンサルタント
岐阜県出身
大学卒業後、流通業界に就職。販促企画、VMDなどを経験。その後、海外で飲食店の出店支援やカフェの立ち上げに携わる。帰国後、フードコーディネーター養成スクールを経て独立。雑誌、CM、広告のスタイリング、フードコーディネート、飲食店へのメニュー提供、飲食コンサルティングを行う。
めざましTVのお仕事がきっかけで朝型のライフスタイルにめざめ、朝ごはんメニューの提案と朝の時間をもっとたのしみたい女子の朝活コミュニティ「とっておきの朝食会」を主催。
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